社労士登録から初めての支部会参加

まず社会保険労務士として登録に行くのが、都道府県の各県の社労士会(県会)といわれるところへ登録の手続きに伺います。そこで受験生などのあこがれである、社労士バッジの購入などもできます。ここでの出費はかなり大きな金額となるのであらかじめしっかりと確認を取られた方がよろしいでしょう。私は、案内にあった手続き費用などの用意しかしておらず、慌ててビルの下のコンビニにお金をおろしに行った次第でした。ちなみに私のような開業登録は神奈川県の場合、

登録手数料 ¥30,000

入会金 ¥70,000

会費(8~3月分) ¥60,000

バッジ・定型印申込金 ¥13,250

その他 ¥2,000

となりました。バッジをもらった際には「やっと社労士になったんだな」と初めて実感がわいたものです。

そして、県会の下には地域に分けられた支部会があるのですが、神奈川県の場合12あり私が所属するのが横浜北支部というところになると手続きのその場で告げられ、対応していただいた方のお話では本日から10日くらいして支部長さんへご挨拶のお電話を入れるといいですよという事でしたので、10日後くらいにお電話をすると、支部会の支部長さんをやられているくらいなので、非常に忙しくされていらっしゃるのか、「9/1に支部会があるのでそちらにお越しいただき、そこでご挨拶をさせてください」という事でした。

支部会への参加

登録を済ませると、まずは会員名簿へのアクセスのための会員専用ページへのアクセスが出来るようになります。これは登録から大体10日後くらいにアクセスできるようになったでしょうか。そこで支部会の活動内容や、支部によっても大きく異なると思うのですが、写真がアップされていたりと大体の雰囲気をつかむことが出来ました。

そしていよいよ支部会への参加当日、なんだか転職したての入社初日のような軽い緊張感の中出向くと、なかなかの人数の方が参加されるようです。後で聞いた話ですが、当日は土曜日という事もあり、140名強の方が出席をされていらっしゃったようですね、だいたい支部には400名ほど在籍をされていらっしゃるようなので、そのうちの1/4以上の方が出席をされているようです。

まずびっくりしたのが、色々な活動報告があるという事でした。支部の幹部の方が司会進行をして県での活動内容や、勉強会その他もろもろ、そして私の住む港北ニュータウンでも11/3に港北ニュータウン祭りがあるという事なので、そこに社労士のブースも出店するらしく、手始めに新人という事もあるので、支部会デビューもかねて参加希望者を募っておりましたので、勇気を出して参加することにしました。かつては文化祭や行事など積極的に活動を行っている方などを横目に、ロック少年であった私など、斜に構えていたところも学生時代はあったのですが、今では地区のお祭りに積極参加とはずいぶん自分でも成長したもんだなんて思ったりもしましたが、頑張ってきます。ちなみに着ぐるみなどを着るようです、以前より港北ニュータウン祭りには何度もお客さんとして参加していましたが、今度は社労士として参加します、一年前くらいには少しイメージが出来ていました。合格して社労士となったらまずは新人が参加するんだろうなと思っていましたので。

そして支部会の後は勉強会で、いま何かと耳にする「一労働同一賃金」から、先日最高裁で結論の出たハマキョウレックス事件・長澤運輸事件の判例からわかりやすい解説を頂くとともに、経済学部出身の私としては、ロースクール的な解釈の仕方や、文面の特徴のつかみ方など非常に勉強になる部分も多くありました、これからは積極的に勉強会へ参加したいと思います。

その後は懇親会もあり、その年齢は私の両親くらいのご年齢の方も多数で、30年以上社労士をやっている方や年金のスペシャリストの先生など、その筋の権威というか重鎮らしき方も多く、普段参加している飲み会とは全く別物で非常に刺激的な場でした。

その後には2次会もあり、カラオケでは新人という事もあり最初に露払いで歌うんだろうと覚悟は決めていましたが、やはりお役が回ってきましたので、いつも通りRockな感じでいくと、これが場を盛り下げることになろうとは思いもしませんでした。取引先や会社の飲み会ではヒーロー的に受けるはずの私のカラオケ芸も社労士の大先生方相手には通用しませんでした。これも最初の洗礼として勉強の一環です。ひとまずすべての行事に何とか参加させていただき、横浜北支部のお仲間になれたような気がしてはいます、これからは支部会の活動にも積極的に貢献させていただきたいと思った次第でした。