2年目の社労士受験勉強

1年目で労一の選択式で1点に涙をのんだ社労士試験。ここまで知識を上げることができ、半年間と短い勉強時間でも十分に合格レベルまで達することが出来たので、今度こそは必ず合格して立派な社会保険労務士となるべく2度目の勉強を始めることとしました。

今回は、11月の合格発表で不合格という事実をしっかりと受け止めましたが、すでに自己採点で不合格だとは知ってはいたもののまだどこかで「もしかしたら・・・」なんて気持ちが0%ではなくかすかな望みはまだ実はありました、セコいですがマークミスとか・・・、しかしながら本試験の帰りの電車の中ですでに午前中の選択式の回答が出ていて、労一が1点だったのはすでに承知済みでしたので当日の家に帰る途中でかなり残念な気持ちになったことを記憶しています。もうこんな思いはしたくない、そして色々な事を犠牲にして学習しているからこんな生活はもう何年もできることではないと、今回万が一不合格だったとしたら社労士はあきらめようと不退転の決意で臨みました。

しかしながら11月はまだ本格的に学習する気分になれず、本格始動をしたのは年明けからでした。8月の本試験でピークにあった記憶や知識は曖昧にはなっていましたが、いざテキストを読み進めていくと意外と覚えています。これはまだ本試験まで8か月あるので、何とかなるなと実感というか確信をしました、「絶対に合格だ」と。

テキストは昨年のものがあったのでそのまま使おうかとも思いましたが、法改正も多い年でしたので新たな気持ちで臨みたいという事もあったのと、ユーキャンではテキストだけを販売というのもありましたので、慣れ親しんだテキストのフォームでやることが出来ました。今回は講座は申し込まず完全なる独学となります。

1年目はテキストの読み込み及び暗記事項に時間を取られましたが、今回は一応すべて網羅しているので去年確実にできなかったポイントや苦手の厚生年金や雇用保険などを重点的に学習を進め、問題演習にも時間を割くことが出来ました。

また選択式で1点で涙をのんだという事もあり、選択式は完全に克服しておこうと、1冊選択式向けのテキストを購入しました。これは非常にお勧めのテキストで、選択式の攻略及び条文からの出題など実践的で本試験まで3回解いたのですが、最後はもちろんほぼ満点までもって行くことができ、模試などでも選択式の苦手意識は払しょくすることが出来ました。

選択式対策 徹底攻略2019年版 (勝つ! 社労士受験)というテキストです。

基本問題だけで十分に合格ラインまでは持ってこれるという事も信じ続けてはいましたが、取りこぼしもあると思われるのと、少しでも得点の足しとなればいいかなとも思い、基本テキストはほぼ読みこなした感もあったので、市販されているTACのよくわかるシリーズのテキストで電車の中で読む専用として2回転くらい読みこなせました、ここで多少は応用力は養えたのかなと思います。

また去年の1問1答は労働編と社会保険編で分かれており、やりこなすことが出来なかったので多少薄いユーキャンのものを購入し、空き時間には常に問題を解いているような状態を作りました。これは大体最後のほうにはすべて間違いがないくらいには仕上げることが出来ました、やはり適量とうのはあるのかもしれません。

模試は自宅模試で、ユーキャンを3回、TACも自宅模試で2回、大原の自宅模試も2回と、市販されているユーキャン模試・TAC模試を購入してすべてこなすことが出来ました。

やはり2回目という事もあり、コツと大体ねらい目のポイントなどがわかってきたことで学習がスムーズに1年目より格段に要領よく勉強を進めることが出来ました。7月以降はすでに過去問はやりつくした感もあり、回答もわかっているので模試をひたすら繰り返し、予想問題のように解くことで回答能力もアップしていきました。しかしながら模試の結果で選択式で2点だとか1点などの教科があると去年のトラウマがよみがえったりしましたが、自分を信じてそしてコツコツ勉強した努力は必ず報われると信じて勉強をしていました。模試では大体合格ラインに来ていたのでかなりの手ごたえを持っていました。最後の1週間は問題演習も少しはしますが、すべてのことを網羅しようと思ったのでテキストの読み込みを改めて行いました。

本試験当日は気を付けたのは、午後の択一式試験においてボーっとなり思考能力が前回低下してしまったので、お昼休みにドリンク剤と当分補給のために昼飯とは別にスニッカーズを食べました。これは後から考えて非常に頭には良かったように思えます。
帰りの電車では、午前中の選択式の回答が早速出ていたのでスマホ片手に答え合わせをしたところ全教科3点以上でしたので、去年のようなことはなかったと安堵しました。択一式も手ごたえがあったのでこれはいけるかもしれないと、心の中でガッツポーズをしたのはいうまでもありません、少し早いですが。
帰宅後は家族と焼き肉に行き非常においしいお酒を飲むことが出来ました。